くしがきの里を訪れる最大の醍醐味は、農業王国・かつらぎ町ならではの豊かな実りを体感できる物産直売所にあります。施設が位置する四郷地区は、約400年の歴史を持つ「串柿」の伝統産地。11月中旬から下旬にかけて山肌が一面オレンジ色に染まる「串柿の干し場風景」は全国的にも有名ですが、直売所では冬季を中心に本場の干し柿や柿チップス、柿ジャムなどの加工品が豊富に並びます。
さらに、かつらぎ町は春のイチゴから初夏の桃、初秋のぶどう・梨、そして晩秋から冬の柿・みかんへと、1年を通じて旬が途切れないフルーツ王国です。毎朝地元の生産者が直接持ち込む産直フルーツは、都市部のスーパーとは比較にならない鮮度とリーズナブルな価格設定で提供されています。特に初夏の「あら川の桃」に連なる白鳳系・白桃系の桃や、秋口の「種なし柿(平核無柿・刀根早生)」「富有柿」の販売シーズンには、開店前から整理券を求める行列ができるほどです。
また、館内に漂う香ばしい匂いの正体である「焼きたてパンコーナー」も見逃せません。天然酵母を使用したハード系から、地元産のフルーツジャムや果肉を贅沢に包み込んだデニッシュ系、ボリューム満点の惣菜パンまで多彩なラインナップが焼き上がります。軽食コーナーでは、和歌山県産豚肉を使用したカツカレーや、季節限定のフルーツパフェ・ソフトクリームが好評を博しており、休憩がてらの気軽なランチ利用にも最適です。
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