Q1:スーパーで買ってきた鯛のアラが小さく割られていない場合、どう処理すべきですか?
A1:鯛の頭骨は非常に硬く、家庭用の万能包丁で無理に割ろうとすると刃こぼれや怪我の原因になります。購入時に魚売り場のカウンターで「あら炊き用に梨割り(半分)にしてください」と依頼するのが最も安全です。自宅で行う場合は、出刃包丁の刃元を頭部の中央(鼻筋から頭頂部)に当て、包丁の峰を布巾越しに手で叩くようにして割り下ろします。
Q2:煮汁がどうしてもサラサラで、料亭のような照りととろみがつきません。
A2:主な原因は「水分の入れすぎ」か「みりん・砂糖の不足」、あるいは「火力が弱くて煮詰まっていない」ことです。水を使わずに酒とみりんを贅沢に使い、落し蓋を外した最後の1〜2分間に強火で煮汁を沸き立たせ、大きな泡で全体を包み込むようにしながら煮詰めてください。
Q3:関西風に仕上げたい場合、醤油の使い分けはどうすればいいですか?
A3:関西風の透明感ある仕上がりにしたい場合は「薄口醤油」を主体にし、色付け程度に濃口醤油を数滴加えます。薄口醤油は濃口醤油よりも塩分濃度が約2%高いため、分量を1〜2割控えめに調整し、その分みりんの甘みを際立たせると上方の割烹風の味わいに着地します。
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