斉藤壮馬さんが演じるキャラクターには、共通して「一筋縄ではいかない多面的な魅力」が存在します。その代表例が『ブルーロック』の千切豹馬と『ヒプノシスマイク』の夢野幻太郎です。
『ブルーロック』の千切豹馬は、中性的な端麗なビジュアルから「お嬢」と称される一方で、過去の前十字靭帯断裂という重傷からサッカーへの情熱を封印していました。しかし、主人公・潔世一の執念に触発され、自らのエゴを解き放つシーンで斉藤壮馬さんが見せた咆哮は、これまでのフェミニンな印象を根底から覆す荒々しさに満ちていました。SNS上でも「美少女かと思わせる甘いトーンから、野生の獣のような剥き出しの闘争心へのギアチェンジが鳥肌モノ」と大きな反響を呼びました。
一方、『ヒプノシスマイク』のFling Posseに所属する作家・夢野幻太郎は、「ま、嘘ですけど」という台詞に象徴される煙に巻く言動がトレードマークです。斉藤壮馬さん自身の卓越した読書体験や文学的素養がキャラクターと奇跡的な親和性を見せており、古風で艶やかな言葉遣いの中に、昏い出自や友人を想う真情を潜ませるトリッキーな演技でファンを虜にしています。
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