日産クリッパーは配送業務や工事現場などの過酷なビジネスユースで酷使されるケースが多く、フロント周りの開閉トラブルも現場で頻繁に報告されています。
最も多いトラブルの一つが、「ワイヤーの固着・伸びによるオープナー空振り」です。泥や砂ぼこりが巻き上がりやすい商用車の構造上、キャッチ部分(ロック金具)に汚れが堆積し、車内のレバーを引いてもロックが解除されない事態が発生します。定期的にキャッチ部分の砂埃をパーツクリーナーで落とし、防錆潤滑スプレーを軽く吹いておくことがトラブル予防に直結します。
また、ヘッドライトバルブの交換やホーンの交換、社外ホーンへの換装時にフロントグリルを外す作業では、破損事故が絶えません。前述のgoo-net.comの作業実例にも見られる通り、近年のクリッパー(エブリイ系OEM)はグリルとバンパーが精密なクリップで噛み合っています。ボンネットを確実に開け、上部の固定プッシュリベットを専用の内張り剥がしで丁寧に抜いてから手前に引き出さないと、グリルのツメが一瞬で折れてしまうため慎重なアプローチが求められます。
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