外資系企業のオンラインミーティングや海外取引先とのやり取りを観察していると、実はネイティブほど「suggest」や「propose」という動詞すら使わず、より自然で柔らかい英会話フレーズで提案を行っていることに気づかされます。
SNSや英語学習コミュニティの声を拾ってみても、「学校で習った通りに『I suggest that...』と切り出したら、少し他人行儀な印象を与えてしまった」「ネイティブの同僚はもっと短いフレーズでポンポン意見を出している」といった現場のギャップが多く語られています。ここでは、実際のビジネス現場で頻出する生きた表現をシーン別に紹介します。
会議英語で議論を前に進める「How about」と「Why don't we」
ブレインストーミングや定例会議で、場の空気を固くせずにアイデアを出すなら、疑問形を使った提案が圧倒的に便利です。
- How about postponing the launch until next month?(ローンチを来月まで延期するというのはどうでしょうか?)
- What if we focus on the younger demographic first?(まずは若年層にターゲットを絞ってみたらどうなるでしょうか?)
- Why don't we ask the legal team for their opinion?(法務チームに意見を聞いてみてはどうでしょう?)
How about ~? はカジュアルすぎると思われがちですが、トーンを落ち着かせて発音すれば、社内の会議英語としてはこれ以上ないほどスムーズな潤滑油になります。また、「もし〜したらどうなるか?」と仮定を投げかける What if ~? は、反対意見が出そうな場面でも角を立てずに新しい視点を持ち込める上級テクニックです。
ビジネスメールで信頼を勝ち取る「丁寧な表現」と「Proposal」の使い方
文字として残るビジネスメールでは、直接的すぎる表現を避け、クッション言葉を添えることで洗練された印象を与えることができます。特に重要な企画提案(Proposal)を送る際は、以下のようなフレーズが重宝します。
- We would like to propose a new partnership model.(新しいパートナーシップのモデルをご提案したく存じます)
- Please find attached our proposal for the upcoming project.(次期プロジェクトに関する弊社の提案書を添付いたしますので、ご確認ください)
- It might be a good idea to review the current workflow.(現在のワークフローを見直してみるのが良いかもしれません)
「I propose」とするよりも、「We would like to propose(ご提案したいと考えております)」と助動詞の would を挟むだけで、ビジネスにふさわしい丁寧な表現へと一気に昇華されます。
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